tayutauao

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7月10日、ドライブ

夢の時間が終わったいちばん高い階段の踊り場で踊ってはうずくまり立ち上がるのにはちからが必要だった必要なものはきみがくれていたありがとうね、ありがとう さようならを云わないきみがあまりにもきみらしくて少しわらいながらもう終わりにしようって言っ…

6月29日、美しくってばかみたい

わたしのいない世界を想像してみる わたしがいなくてあなたがいる世界 それはちっとも寂しいことじゃない それはちっとも心細いことじゃない 少しずつ、少しずつ言葉を残すこと 少しずつ、少しずつ写真を撮ること この世界にわたしがいなくなっても 誰かが救…

6月22日、君は僕のもの

よく晴れて暑いなあ、今日。 今からわたしは週末だというのに仕事だなあ、面倒。 間違えて薬を朝と昼に2回、多めに飲んでしまって気分が悪い。 ソウルメイトと呼べる友だちが小説を書いている。 わたしは小説も歌詞も書けないからすごいなって思う。わたし…

6月7日、或る街の群青

雨の匂いとか 街の熱気とか 悲しい音楽とか なんとなくの寂しさとか 嬉しそうな声とか 誰かを好きな気持ちとか そういうものを撮りたい ライフワークは撮ることと書くこと ラブソングと植物と珈琲と本とレコードが好きです わたしのごちる文章が たとえば100…

6月4日、ファンタジア

あつい日々が続く 春はどこに行っちゃったのかな 階段を1段飛ばして駆け上ってゆくような もう初夏。また夏が来る。 あなたもわたしもあと何回夏を知るのか。 生き捨てた世界にも朝が来る 満ちてしまった世界にも足りない何かはある まだ、かかえたままの、…

5月20日、フューチャー

街を歩いている人たちの服がピンク、水色、黄色になって やっと季節のゆるまりを知る。 草花。人の気配。愛する人。 上がってきた写真は1枚1枚ですごくいいと言うよりは 36枚で1つの物語のようになっていて わたしはわたしの写真のそういうところが好きだ。…

5月7日、日常

ひさしぶりに体やこころの調子がわるい。 家中の電気が夜中につかなくなる夢を見たり 死んだ恋人の(あの、いつもの)夢を見たりした。 朝から夕方までどっぷりと眠ってしまった。 横たわっていると、知らぬ間にずうん、と眠りに落ちる。 仮死したように。深…

5月1日、ベッドサイドミュージック

メキシコで見つけた木彫りのマリアを ベッドの上に飾っている。 もう、ずっとだ。 いつかはtattooにして 胸に入れたいと買ったときに思った。 マリアはおかあさんの象徴だと思っている。 おかあさんのあたたかさ おかあさんのきびしさ おかあさんのつよさ お…

4月16日、気持ちいい風が吹いたんです

いつの間にか ピンクとも白とも云えぬあの花の降りしきるまぼろしの季節を通り越していた みどりは新しく、いつも懐かしく、 こんな風に重ねていく日々のあたたかさを伝える術をわたしは持ち合わせていない。 “わすれたい”と思ったことのない人生を、願った…

4月1日、蝶々結び

気持ちがよければそれでいいんだよ それが大切な君の言葉だった もつれた色彩があんまりきれいなのに それを言葉にすることがもう難しい ただ、薄いピンクに覆われたこの町が好きだ。 恋人がいないとうまく眠れない 外から帰ったら手洗いうがいをすること 空…

3月14日、スケボーマン

今 行きたいところはにわか雨の降る暗くて深い夜の海。 熱のこもる体だけの発光するそこで、 すべて投げ打って煙草を吸いたいのだ。 この世界はひらかれているように感じることもあるけれど 卵の薄い皮に包まれている。今は。 ずっと前にきれいな思い出にし…

3月9日、All my Time

春曇りの朝の中で、一晩かけても 朝は朝を見つけられなかったのだなあと思った。 レモン色と藍色のドラマチックな朝は夢の中。 さすがに心が参ってしまいそうだった。 今の時点の俺はクソだよ、とのたまう君の話を 暴走する列車か馬みたいだと思いながら聴い…

3月2日、桜坂

「あなたの前途に幸おおからんことを」 そんな言葉を両手で大切に渡して 心からのありがとうをお返ししてもらって 友だちはいいものだと思う春の薄明の日。 久しぶりに話す、近況を報告できる、いい距離感。 春眠暁を覚えず、とはうまくいったもので 春の眠…

2月24日、ごめんね

今日も誰かが「この世界は素晴らしい」って歌ってる。 救いがあるとすれば、それはみんないつかは死んでしまうことだ。 今日会うあなたにセイ・ハロー 今日愛したあなたにセイ・グッドバイ だからあなたはびゅーてぃふる。 自分のやりたいこととか、その仕事…

2月17日、波よせて

AM7:03 昨日の夜、職場のおばちゃんがくれたケーキと 淹れたてのコーヒーを飲んでたのが真夜中の2時だった。 苺のロールケーキとモンブランを半分こずつ食べて、 ぬくい部屋でうとうとと夢とのあわいを行き来するきみを 心底いとおしく思いながら、わたしも…

2月11日、moonwalk

いまは確か ゆめは淡い きみは儚い あいしているよ どうかいつまでも生きて わたしをいまとゆめのあわいに連れて行って

2月6日、北斎の雪景色

しんしんと舞い落ちてくる雪の景色を、夢で見た。 るりちゃんの手紙に、 たくさんの雪が降っていたからかもしれない 恋人の見せてくれた北斎の絵の中で、 虎が悠々と闊歩していた景色も雪だった。 でも、そういえば眠る前に写真を見た。 わたしの夢の景色は…

2月5日、F**K YOU

葉を揺するのが風だと知ったときから 花が向かっていくのが陽の光だと気付いたときから 誰も何も一人きりでは生きていないとわかった 上りかけの階段の途中でわたしに世界を教えてくれたのは 他の何でもない世界だった わたしの恋人は手を握って話を聴いてく…

1月31日、ねぼう

東京では雪が降ったりとかしてるみたいですけれど 奈良は寒いだけでよく晴れているなあ。 冬のどんよりさがもう、残り少ないように感じるこの頃です。 思い出の話をしようと思うけれど、 これを読んでいる人は、思い出の話、 もう飽きてしまっているのかもし…

1月27日、ファンタジア

世間をさぼって生きてきた。報いはもちろん、ある。ことばの要らぬ焦燥もある。ようやく重い腰を上げて動かそうとした体や頭はこんなにもか、と思うほどにうまくいかなくていやになってしまう。 バラバラの言葉が降ってくる。それらを束ねるときの点と点をつ…

1月26日、蛍

1月19日、傷つける

最近、書くことは朝起きてからするようにしている。 エアコンを入れっぱなしで寝てしまうことがたまにあって、喉が痛む。 そしたらわたしはまだ青い朝の空気を換気のためにそろりと開けた窓から それを肺に吸い込め、溜め込み、全身に巡らせたそのあとに吐く…

1月19日、My Life

My life, it don't count for nothing. When I look at this world, I feel so small. My life, it's only a season: A passing September that no one will recall. But I gave joy to my mother. And I made my lover smile. And I can give comfort to my…

1月18日、手と手

永遠なんてないよ、と君が空を見上げながらニッコリというものだから そうかもねって頷きながら、わたし、永遠に会えない人のことを想ってた 永遠は永遠だよ、それって泣きそうになるほどのさいわいよ

1月14日、This Love

ただ好きで一緒に居られる時間は尊い 望むものもない 期待することも 失望することもない わたしね、きみがただ在るということが好きで きっときみもそうなんだよね、わかるよって言うよ 少しだけ大袈裟にぶつかりあった 私たちの人生を心から大切に思う

1月10日、a girl runs

初めて朝帰りをした日のことをもう思い出せないけれど 大人になったいま、呑んでベロベロになった千鳥足で 家に帰るときのようやく来た電車に揺られている時の 光のまぶしさに笑顔になってしまうような 携帯で写真を撮ってしまうような そういう風に運ばれる…

1月3日、少女に戻れない

あけましておめでとうございます。 2018年もよろしくお願いします。 さて、文月悠光さんという好きな詩人がいます。 まさしく同年代で、同じように詩やエッセイを書いていはる。 年始に読んだ彼女の詩がとてもよく、そのことをtwitterに書いたら 結果的にリ…

12月29日、同じ手

「泣いてもいいよ、笑わないから」 さっきぐっさりと刺さった一言のせいで わたし、きみの話を聴いているようで 聴いていなかったかもしれなかった。 取り戻せないもの、って言葉がそれだった。 失うのがこわくって こわくって こわくって 取り戻せないって…

12月29日、若者のすべて

たとえば私たちが「若者」ではなくなった時に それでも若者のすべてという歌があったことが 私たちをいつも、いつまでも若者に帰してくれるだろう あの家に帰らなきゃなあと思わせてくれる曲の始まりや 「胸に響く」という言葉の通りの高鳴る感じ 運命 最後…

12月24日、あるゆえ

わたしにはきみのはねた髪で十分です。 ( 真剣な疑問や誰にもわからない本当のこと。 あるいはきみがよく知ってること。 きみだけの無音の時間も、 やさしくされたいきみのあつい頬も、 ほんとうに生きてる瞬く間も、 そうでない平凡な5秒前も。 ) きれいだ…