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tayutauao

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1月13日、Nature

こんにちは、冬も深むことを知ったような日々です。 さむい、さむい、と言いながらそれすらも楽しむことができる。 光が薄いガラスを断面から見たように射して、眩しくて、美しい。 日々のことを書こうと思います。 朝方には、薄明の空の粒子がすりガラス越…

12月29日、I am sorry

むかし、遠藤周作の『悲しみの歌』を読んだ。 ラスト3分の1くらいはお風呂の中でへろへろになりながら。 新宿を舞台に本当にたくさんの人が出てきたけれど 一貫して何かが晴れることのない どんよりとした鈍色の低く重たい空のような数百ページだった。 たか…

12月28日、Heaven

とおいとおい夕暮れだったから 本当のことはもう伝わらないのかもしれない ラララが好きだと言ったのは きみだった かんがえること うたうこと 精一杯の言葉よりも ふいに音となったラララが わたしを突き動かす I think about you I sing about you ふたつ…

12月27日、shame

洗面台と蛇口 たばこの吸殻 深爪 囲われた中で溶け混じってゆくもの 折れた傘 トイレットペーパー 身から咲く花 かけられたハンガー ひかりの輪と欠けた靴 わたしにひかりは見えていたのか ボーダーラインはどこだったのか 世界をゆるく動かす大きな文脈 そ…

12月23日、Gift

「笑っていいところで、泣いてもいいんだよ」

12月9日、アンビリバーズ

ひときわ大きく見える飛行機を目に焼き付けて ずいぶんと眠たいガタガタ揺れる午後1時の車の中 満天の空を見上げながら赤く続く点々を目の端に追い越しながら たまには歩いて帰ることが思いの外きもちいい今日の夜 「踊ろうよ」と言われたことはないけれど …

12月7日、フローライト

好きな映画に出てくる人たち 何かあるとshitとかfuckとかいう人たち そういう人たちを好きだと思うのに そういう人たちのようには なれない/ならない どうしてだろう?

12月6日、in gold

口にしたいことがあるようなないような そもそもいまのわたしに 言葉を発する口などないのかもしれず そんなことに、あまやかさを覚える。 それでもたまには文章をかかねばならないですね わたしは言葉がすきなのです。 さいきんは身体で生きている感覚がつ…

12月5日、閃光少女

写真のような人にであった。 記憶力の乏しいわたしに 「忘れても何度でも話すよ」といってくれる人。 写真をとるときに、覚えていたいって強い気持ちと同じくらい、 これで安心して忘れられるっていうゆるやかな諦めみたいな気持ちがある 写真に残しておけば…

12月1日、R.I.P

AM 2:46 うちの子でいてくれてありがとう

Re:tres octbre

ひどく心細い夕方というものが 世界には存在する。

ベンガルトラとウィスキー

静かに寝息をたてる音がします スー・スー・スー その音に耳を澄ませて 愛がはじまるときにだけ吹く風の匂いが すこし変わったような気がしたのだけれど そんなこともないのかな。どうかな。 わたしだけかな。 そしたらそれはそれで素晴らしいこと! (ただき…

9月14日、manos orar

2014年9月1日の日記 半年間ずいぶんと振り回されていた。体に。気持ちに。 なのに足場がないような感じがする。 そのときそのときをやり過ごすのに必死だったせいか 何があって、どのように経過したのかを、もう うまく思い出せない。 りえに言われたみたい…

8月16日、Image Word

みなさん、お久しぶりです。こんばんは。 毎日毎日、外にでるだけでたらーっと汗の流れる季節です。夏です。 わたしはというと、『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』的な日々を過ごしています。 スイカばかりじゅるじゅるとかじり、ジャック・ピアソン…

8月2日、眠るカンガルーの下に書いた詩

私たちは何のためにつくられたのだろう かわいいとおもえる小石を手にとって かわいいとおもえるひとの手をとって それじゃあ、行こうかと まだうすら明るい空の飛び石のような雲の間を 上手に上手に渡り歩いて まだ時間はあるさ 木の葉の揺れ動く音を聴く時…

8月2日、さかなを待つ間の物語

さかなのあくびが見たくって 2人、つれないさかなを待った夜。 あやとりするみたいに話をした きみ。わたし。きみ。わたし。 とちゅうで大きな貨物船が ボー、と鳴きながら過ぎてゆく。 「冬に洗濯物が乾かない感じはあれだね、報われない恋のようだね。」 …

7月11日、問うてる

アンコールを待っていた。 パチパチパチ たくさんのパチパチ 徐々に減ってゆくパチパチ けれど誰かがそれを止めない。 すべてが終わることをその誰かが許してくれない。 「アンコールだ!もう1度その赤く古い匂いのする幕をあけて!もう1度だ!」 わたしは…

7月1日、UGLY

大切なものがなにかわかりだした瞬間のことを忘れないでいようと思う ずば抜けることがずば抜けてない日々に感謝を

6月21日、Re-090

SLR680を買いました。 フィルムサイドの膜を剥いでしまうのは それを見慣れさせたトシさんのせいです

6月6日、good bye

取るに足らないことも起こってしまえば地球は刻む。在ることも表現することも世界を傷つけることに等しい。息を深く吐くことも、痛いくらい感じたこともわらったことも、泣いてしまったこともわたしもきみもあの人もみんな地球に置いてけぼりだ。記憶よりも…

5月28日、no way to say

ぼーっとしているとそれだけで体から水分が抜けていくような日です。 わたしは急いで冷えたペットボトルの口をキュッと捻って流し込む。 右腕には自分で噛んだ大きな痣 左腕にはリストカットの跡とピアスが2つ連なって。 お母さんのいう「普通の生活」につい…

5月26日、flower

ひっくり返したまんま置いていたネガの整理をした。いつ現像に出したのかわからないものがあってよくよく見てみると、なんで撮ったのかわからない写真が多かった。 「もうもどれない」 そういうことって こんなとこにも転がってるのか、と思ったらぜんぶ愛し…

5月25日、流星

たまには(秘密の)クロッキー帳の中身も載せてみる。

5月21日、may

5月のはじまりは雨。 光がまあるくふくらんでいる。 あおく濡れた景色に安心したら眠れない。 体中の水分が抜けてくみたいだ。 そういえば、1年前の今頃見かけたトカゲはもうとっくに 死んでしまったのかもしれないなと思ったら少しさみしい。 今日みたもの…

5月4日、kiss me good bye

やさしくするということは やさしくされる覚悟をもつということだ すきになるということは すきになられる覚悟をもつということだ あなたを見つめるということは あなたに見つめられる覚悟をもつことだ foto by toshi-san

5月1日、鱗

ことばはたねだ四方八方に何千何百とまきちらして芽が出ないかとおもうとたったひとつが誰かさんの胸に根を下ろしどんな花がさく 片桐ユズル『わたしたちがいい時を過ごしていると』

4月29日、DAYS

わたしの目の前にきみがいる。 あたりまえのことのようだけれど、 きみの存在のすぐ隣には、きみの不在が横たわる。 世界を見渡してみる。 どうしたって、いつだって、 「きみがいること」と「きみがいないこと」は 切り離せないことなのだとおもう。 「余白…

4月27日、ふたり

「忘れることもまた、愛することだという気がする」

4月23日、salsa

“記憶は忘却より強烈な行為である”

4月22日、ひまわりの詩

会ったことのないきみに向けて手紙を書きます。 ほんとうに会ったことがないのか、とか 年齢とか性別とか知らなくてもいいのです。 どこかで出会ったことがあってもいいし、同い年でも、男でも、女でも アメリカ人やトルコ人でも、一向にかまいません。 けれ…

4月14日、Girl

桜を撮ることが苦手だ 100人中いったい何人が撮るのかわからないけれど どこかでみたことのある写真になってしまうことにうんざりしてしまって わたしはシャッターを切らない。 めくるめく豊かさを自分の目で見ることに留めて わたしはほとんど桜を撮ろうと…

2月16日、PROMISE

「わたしは風だ」 そんなふうに思っていた。 「去り際のタイミングを掴み損ね」たまま なつかしい場所でいつまでも揺れているだけの。 あたらしい夢を見ることに憧れたままの。 青の時代に手をつないだ人たちの温度を魔法瓶にいれたっきりの。 何かが変わっ…

2月14日、I Love You

16歳。しあわせってなんだろうとあのときほど考えたことも 世の中のいろいろなしあわせを疑ったこともなかったです。 あこがれるしあわせと本当に求めるしあわせが同一とは限らないとも、思いました。 むつかしいなと、思いました。 あなたとわたしが通り過…

1月31日、Darling

今日から新しい職場で働くことになったけれど 働くことに関して不安は切っても切れそうにない。 どうしようもない気持ちになること 無力感に支配されること この先もきっと多くあるのだろうと思う けれど、やれるだけやってみようと思う 歩くことをやめては…

1月26日、おやすみ泣き声、さよなら歌姫

こんな夜を言葉にはし尽くせない そう思った夜のメモ ヘロンくんから詩集を持っていてほしいと言われたこと 恋人がわたしにあいしているよと囁いた 双子の姉とピロートーク そして、誰も気付かないわたしの夜の息遣いに そっと耳をすませてくれる人の泣き言…

1月22日、candy candy

「部屋のなかで煙草を吸ってるの」 「自分の部屋?」 「いいえ、リビングで。わたしの家はリビングで吸ってもいいから。」 「いいな、寒くなくて」 けれど、寒いベランダで吸う煙草は好きだ。 特に、夜中なんて最高だ。 訪れる真冬の白き静かな夜 「ぼくは、…

1月20日、the rose

I wake slowly my fight will never end I know you run away to fight once again

1月16日、愛と感謝

とてもさみしいけれど、きみが手放せずに あこがれた絶望の日々はぜったいにあけてゆく。 サヨナラと言うことを、手を振ることをためらわないで。 そのていねいな誠実さをきみの1番の武器にして たくましく立ち上がってみせて。

1月11日、coma white

わたしはとても痛がりだった。 あの人は痛がりじゃなかった。 * 高校1年生の春、はじめてピアスを開けた。 それがきっかけとなってあけはじめたピアスは、耳に留まらず、顔や体中に気が付けば数十個。 いちいち数を数えるのが面倒くさくなるほど、把握でき…

1月4日、エイリアンズ

恋人に会ったあと わたしは発光している この熱はきっとそう 「まるでぼくらはエイリアンズ」 最高のラブソングだとおもう へんてこなポーズでわたしたちを許しあったあと

1月1日、あけましておめでとうございます

12月30日、dillemma

trust me i feel free tonight we can go anywherephoto with Ryunosuke

12月22日、owari no kisetsu

目の前には譲れないものだらけよ、といった感じの女性が座っている。 グレーの雨に弱そうなブーツ。 食べたことのないほど大きな葡萄のような粒の揃ったブレスレット。 宇宙色のまあるいブレスレット。 ゴールドのトートバッグは世界一薄い金箔を貼り付けた…

12月19日、OCTOBER

旅疲れの人がゆりかごを揺らす * そこから先が書けないことばかりが気になって もっと鋭利になってる自分に気がつかない。 ** 先日12月5日-14日まで東京・町田にあるギャラリーで 1ヶ月間毎日写真を撮るグループ展、 ひとつき写真展「october」に参加しま…

12月15日、世紀末に降る雪は

同窓という何の気なしの言葉をはじめて好いなとおもった。 そう思ったタイミングは忘れてしまった。 同じ窓がなんだっていうんだろ。 けれど起こること起こりえたこと起こらなかったことを なんの脈絡もなく集まった人たちが見る。経験する。 あるいは何も起…

12月7日、september

「たいせつな人のために何ができるだろう」と呟いて ただ、そこにいる 瞬間を見逃さない 引いてあげることはできなくても抱きしめることのできる手はあけておく などなどと書き連ねた紙をクシャクシャに丸めて、やっぱり広げた。 何も持ってないことでたいせ…

12月5日、blackout

何度返したかわからない砂時計のように時間はさらさらと流れ 1日はあっという間に過ぎてしまうのなら、それがいい。 一刻一刻が、今の私にはあまりにもこわすぎて泣いてしまう けれど何がそんなに悲しいのか、何がそんなにも怖いのか 誰かおしえてくださいと…

11月29日、傷つける

最近はJack Piersonの写真集ばかり見ている

11月28日、レモンキャンディー

この時期、夕方5時手前くらいになるともう日が落ちて、空が暗い。 学校帰りの家までの道で、いつも絶対に顔をあげて歩く道がある。 暗くなってからだと、星がよく見えるのだけど、天気のいい日はほとんど毎日、 星座の間を縫うようにして、流れ星みたいに飛…

11月28日、swallowtail batterfly

彼らは故郷の国に住みながら、移民のように暮らしている。 彼らは市民としての義務をすべて果たし、外国人としての重荷をすべて耐えている。 彼らにとって外国はすべて故郷であり、故郷はすべて外国なのである。 『ディオグネトスへの手紙』より