6月1日、砂漠に咲いた花
砂漠に咲いた花
ためらいを潤すなら
流れに身を委ね
航海も悪くはない
*
サカナは、自分がサカナであるために
たとえうまく泳げなくても溺れることはできなくて
泳ぎきれないからといって沈めない、として。
それでもたぶん、たまに潮に流されながら
いや、ほとんど流されてるかもしれないんだけど
「ホントはこっち行きたいわけじゃないんだけどな~」
なんて ぷくぷく、泡をこぼしながら
それがあきらめでも、はたまたそうでなくても
海にころされることなんてないまま。
それってつまり、なんやかんや
サカナとしての人生を(?)世界にゆるく抱きしめられている。
イビツだね、と感じることがあっても
ちょっと泣いたり怒ったりすることがあっても
それでも世界はでこぼことやさしい。たぶん。
だからわたしは、わたしとしての人生を
どっかのサカナみたいに(ある程度)世界にゆだねている。ゆらり。
*
えいっ!てやる気をだしたら
2時間でレポート2つ終わったよ。
「あーうー、手がー手がー追いつかないよー」と思った。
あたまからケムリ出そうやった。やるやん、わたし。
もうそろそろ、ちょっと苦しかった時間が過ぎるのかもしんないな。
今夜はちょっとだけそんなふうにおもってる。
ただの気まぐれ、かもしれない。
それでも5月が暮れて6月が明けたのだから
似てるかもってちょっと自惚れて
なんかはじめたっていいじゃないのと思います。
むすんだり、ほどいたり、ああそうね、いつもほとんど絡まっちゃってるけど。
うん、とゆるせる日もあるよ。まだ、あるよ。
「まだ見ぬ君よ、すべての日々に愛されるように」
こないだから夜はずーっとキセル聴いてる。
今夜は吹いてる風にのれなくても手をうん、とひろげてる。