10月22日、あれはね
ヒダリアシクビにgood-luckを纏っている。
土埃の踊る沈んだ街に住む、うつくしくて静かな人が結んでくれた。
信仰のこころのない薄っぺらなわたしにだって黄色と赤色の糸。
その街ではいちばん黄色い月と、いちばん赤い太陽をみた。
まんまるだった。
その人に微笑まれて、ずっと覚えていますようにと瞬いて
そのとき、世界中の誰よりもゆたかだった。
予定より1日遅くなったけれど、カンボジアから無事に帰国しました。
ただいま。
photo by toshi-san