11月15日、goodbye happiness
恋人といると冬が春になるように寄る辺なさが和らぐようで
いつかのいつも通りの何も起こらなかった授業で名前を呼ばれたような自然さで
わたしはここにいいてもいいのだと許されているような気持ちがします。
そして、いつも、わたしたちは知ってます。
世界はさびしいところだとおもうさわやかさで
きみとわたしの間にも手付かずの「わからない」の荒野が広がっているのだと思います。
素晴らしいことです。一等に、素晴らしいことです。
わたしたちはちがう泉で水を飲んできた動物なのだから
そんな場所がまだ残っているということを心から喜んでいいのだと思います。
いろいろなことに驚いて、感動して。
そんな時間がまだまだたくさん残されているということなのだと思います。