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tayutauao

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5月11日、うまく言えないけれどわたし、あなたとはなしがしたかった

あこがれているものがある。

きっとこれからもずっと変わらないもの。

 

信じつづけているものがある。

ときどきわたしを悲しくさせるもの。

 

水をたっぷりと含んだ空気の手ざわり。

土のにおいのするコンクリートのあの天才みたいな質感。

きのうの雨は晴れた空をいいなとかんじるためのヒント。

 

「こんなイエローはじめて」と泣いたあの日の空は、

わたしがほしいものになんだかよく似ていました。

 

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いろんなことをかんがえます。

いつでも触れられるわたしのこと。

画面のむこうにいるあなたのこと。

ライカが行った宇宙のこと。

とまらない世界のこと。

とほうもないこと。

はてしのないこと

そう、いろいろなこと。

 

たよりない呼吸の繰り返しをループさせて

まんなかに引きよせた世界に わたしは

ずずんと沈んだり、どこまでも感動する。

 

そして、あおい地球のほとんどは海

まっしろな雪を掘り返したら赤いマグマ

わたしにはいけない不可侵の領域

そんな場所がのこることを想像すると

なんだか 人間っていうやつは

悲しいくらいちっぽけになってしまう。

いくら傲慢になっても かわいい人間。

 

マントルまでいけることはないし

銀河のはしっこまでいけないけど

いまもそれは確実に ある。

ずっと とおい なにかをおもう。

 

わたしがちっぽけなのは

わたしがおおきな流れの中の一粒の砂だからだ。

あなたがちっぽけなのは

あなたがピース・オブ・宇宙だからだ。

 

わたしはちっぽけではない。

あなたもちっぽけではない。

 

わたしだけでは、

あなただけでは、

わたしたちはちっぽけになれない。

 

知らない誰かがいう安いしあわせ

世間がゆるさないちいさな悲しみ

そんなものがわたしを支えるすべて

それっぽっちがあなたを生かしてくすべて

 

そんなときに「なにかつたえたい」と思います。

たいせつでだいすきで仕方のない人たちに。

 

それでもうまくいえないことがある。

 

かなしいこともかなしいと、 うまくいえない

うれしいこともうれしいと、 うまくいえない

ほんとうのことをほんとうはね、いつもいいたい

 

それがわたしのよわさなのだろうな

それがわたしのかなしみなのだろうな

それがわたしのたたかいなのだろうな

 

 

2012年にwebマガジンapartmentに寄稿した詩は

今もわたしの原点のようなものです。