6月22日、君は僕のもの
よく晴れて暑いなあ、今日。
今からわたしは週末だというのに仕事だなあ、面倒。
間違えて薬を朝と昼に2回、多めに飲んでしまって気分が悪い。
ソウルメイトと呼べる友だちが小説を書いている。
わたしは小説も歌詞も書けないからすごいなって思う。わたしの楽しみ。
最近はとても寂しい
とてつもなく、寂しい
恋人に会いたいと思うけれど
ここにはいないから。
睡眠薬を多く飲んで10分もしないうちに
いつの間にか眠ってしまうのが日課になっている。
それでもね、ひとりでいるのも悪くはなくて
どちらも抱えて千鳥足で歩く。
誰かと一緒にいたい、でも、ひとりでもいたい。
人ってそういうものでしょう。
よく眠れない夜に人は考え事をするのだと思っていたけれど
わたしは考えない。ただ、ただ、思い出す。
朝がくるまで起きてることにほんの少しの罪悪感を感じていたわたしに
夜のベランダは繋がっていると言ったあの人はもう世界にいない。
そんなロマンチックな言葉を残していなくなってしまうなんてやめて欲しかった。
大人になっても、夜のベランダとタバコがやめられない。
ピアスの痕とか、腕を切った痕がいとおしい。
誰にも褒められないし、誇ることでもない。
でもわたしはそれを吹いたら飛んでいってしまうような人生の重石にしている。
痛みは忘れない。悲しみも忘れない。苦しみも忘れない。
誰がなんと言おうと、だ。
洗濯物がとんでいったらきっと戻ってはこないから
とんでかないようにひとつひとつ洗濯ばさみで止めてやる。
乾いたら、ちいさくカタがつく。
わたしの体に残ったままのちいさなカタも
もしかしたら、同じようなものだったのかもしれない。