わたしにはきみのはねた髪で十分です。 ( 真剣な疑問や誰にもわからない本当のこと。 あるいはきみがよく知ってること。 きみだけの無音の時間も、 やさしくされたいきみのあつい頬も、 ほんとうに生きてる瞬く間も、 そうでない平凡な5秒前も。 ) きれいだ…
傘をさしても 濡れてしまうような 雨の降る夜もあったね 鉛を溶かしたような低い空と 夕方オレンジのネーブルが ぐちゃっとしたあの空に ねえ、かみさまはいたのかな 明けないんじゃないのと おもった夜は いくつもあったのだが 今のところ 明けない夜は こ…
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