tayutauao

text / photo

2013-01-01から1年間の記事一覧

12月31日、tiny tiny tiny

「君はこれから世界で1番タフな15歳の少年にならなくちゃいけないんだ。 なにがあろうとさ。 そうする以外に君がこの世界を生きのびていく道はないんだからね。 そしてそのためには、ほんとうにタフであるということがどういうことなのか、 君は自分で理解し…

12月11日、5:55

吊革が示し合わせたかのように、 真下に座る眠ったサラリーマンもそれが宿命であるかのごとき揺れている。 時速いくらかの箱の中で、目の前の夢たちがスーパーボールになった。 どうかあなたの夢が溶けてしまいませんように。 わたしが願えるのはいつだって…

12月6日、under control

砂漠に行ってそこに花が咲いていたら そのことを一生わすれないだろう。 アラスカのどこかに住んでいるちいさな女の子の頬が寒さで赤くなったら そのことをあなた、何度だって歌にするだろう。 おおきな緑の下に静かにある地面の白く乾いていたことが 今もそ…

12月5日、泡と光

ごはんがおいしいとか、お母さんの言ったなんでもないことが妙におもしろくて妹といつまでも笑ってられるとか、飼ってる犬が老いてきて病気になるとか、お父さんが家にいると何をするにもちょっと窮屈な気がするとか、夜ご飯いる?って毎日メールがきたり、…

12月3日、tell me why

Tell me lies later, come and see me I'll be around for a while. I am lonely but you can free me All in the way that you smile Tell me why, tell me why Is it hard to make arrangements with yourself, When your old enough to repay but young …

12月2日、手帳のこと

こんばんは。 わたしのページをはじめて見てくださる方は、どうもはじめまして。 とまべちみおと申します。 いつも見てる方はなんのこっちゃ!という感じだと思いますが、 今日はいつものblogとはすこし違う内容でのエントリーなのです。 というのも今日は「…

11月29日、let it be

「太陽と海がまっさかさまに溶けあってゆくとき あなたのシャッターきる手はふるえている?」 ほんとうにすてきな瞬間や、ほんとうにかなしい一瞬を忘れてしまおう。 よろこびを、どうしようもない孤独を、何度だって拾って歩けるように。 この生活のままな…

11月24日

好きなものは変わらないのに きらいだったり、苦手だったものはそうではない。 顔をしかめることもお皿の端に避けてしまうことも もう、ない。 わたしがオトナになったからだ。 時間が経つということを、時間が経つということだけがおしえてくれる。 きびし…

11月23日、トロイメライ

11月15日、Rain

ひさしぶりにCD買った。 何度も何度も、顔をあげるきっかけをくれた人に限って もう絶対に会えないなんてことはまま、あることです。悲しいけどね。 I wake slowly my fight will never end I know you run away to fight once again ほんと、you know well …

11月11日、エピソード

幼馴染が、毎年見せてくれる。 家から駅までにある桜並木を。 桜まみれも、落ち葉まみれもだいすきだ。 歩きたいなあ。 歩きたいなあ。 どんな匂いがしたっけ。 葉っぱを踏むとどんな音がしたっけ。 その足触りはどんなだっけ。 左に見えるお寺とか山とか空…

11月10日、Little Bird

日が昇ってから眠った。 地震で1度目が覚めて、怖かったけれどそのまま布団にくるまっていた。 寝る前まで静かだった外は嵐になっていた。 ごぉごぉというのは、山や家や電柱やフライング出しされたゴミや もうすぐ黄色に染まる銀杏の木に、転がってく風がぶ…

11月1日、 no title

しあわせをおそれないということ

10月26日、blue

一昨日、「大学にいると秋みたいだな。」と思った。 落ち葉まみれの外階段をゆっくりと上っている最中に。 名前に季節がはいっているなんてずるいなア、と思う。 17歳のとき、好きになった人がいた。 アキヒトという名前のその人のことを、わたしはアキと呼…

10月25日、問うてる

時おり、異常な興奮によってわたしたちは現実の世界へ戻った。 たとえば、あの朝の雨から受けた、懐かしい自然のよろこび。 J.L.ボルヘス「不死の人」『エル アレフ』より

10月22日、あれはね

ヒダリアシクビにgood-luckを纏っている。 土埃の踊る沈んだ街に住む、うつくしくて静かな人が結んでくれた。 信仰のこころのない薄っぺらなわたしにだって黄色と赤色の糸。 その街ではいちばん黄色い月と、いちばん赤い太陽をみた。 まんまるだった。 その…

10月22日、カンボジア8

5:00に起きて準備、バス、空港。 朝、起きてからもわたしはまだくらくらしていて、すこし体があつい。お腹の調子もよくない。 少しは分けてもらえたかなと思ったけれど、深谷くんの熱は上がっていてちょっとだけがっかり。 聞くとだるさは少しマシになったみ…

10月21日、あの娘が眠ってる

おどろいた。 持ち上がるようにして夜はやってくるんだ。 太陽が沈んだらその赤やオレンジに灼かれた空気がうんと濃く落ち沈んで、 爽やかに水色だった上澄みはそれよりも鈍く、まるで砂時計の砂みたく下層の紺に飲み込まれてく。 空と雲の水平線は変わらず…

10月21日、カンボジア7

起きたら7:00前。 スーツケースの上に乗せた足。 左に傾けて座ったままの体。 マスクと帽子、ipodから流れる音楽が何時になっても眠らない空港のロビーを遮断していた。 わたしはかなりぐっすり眠れたらしい。 深谷くんとおじさんは眠れなかったらしい。 女…

10月20日、カンボジア6

カンボジアはホリデイ。 朝5:30から雄叫びやら大音量の音楽やらが鳴って、2人とも目が覚める。7時くらいになっても鳴りやまず、カンボジア人のホリデイへの熱い想いに打たれた。カンボジア人はクレイジーだ。 8:30にマップと待ち合わせ。 お金の精算をするも…

10月19日、カンボジア5

08:00に待ち合わせ。 今日は車でベンメリアとコーケーに向かう。 コーケーまで車で2時間。 車に日が差して、左半身が熱を持つ。 それで日焼け止めを部屋に忘れてきたことに気付く。 車の快適さのせいか、疲れのせいか、わたしたちはすぐに寝てしまった。 コ…

10月18日、カンボジア4

ロリュオス遺跡群 ロレイ プリア・コー バコン トンレサップ湖 08:30にマップと待ち合わせ。 「フリーデイなんだ」ということで、今日はゲストハウスのオーナーのワンナも一緒。 トンレサップ湖クルージングと遺跡3つ。 つたない英語でおしゃべりしながら目…

10月17日、カンボジア3

7:30に待ち合わせて クバールスピアン バンテアイ・スレイ 地雷博物館 カンボジア2日目。 早起きをして7:30にはマップと待ち合わせ。 それから市街地とは逆方面というか北の方へ、1時間ちょいトゥクトゥクに揺られて移動。 クバールスピアンというのは、川の…

10月16日、カンボジア2

アンコールワット アンコールトム バンテアイ・クディ タ・プローム 08:00くらいに起きた。昨晩から降り続いてた雨は止んだように見えた。でも、いきなりザーッと降っては小雨になってを繰り返していただけ。そして出かける準備をしても、わたしたちには"ア…

10月15日、カンボジア1

いろんなことから逃げるようにして、旅に出ることになった。 日が暮れるのが早くなってきた十月の最中。 4時起きで成田へ。 新宿で乗り換えミスをする。 焦ったけれど、乗るつもりのなかったスカイライナーに乗ったら待ち合わせよりはやく着いた。 空港まで…

10月14日、サラウンド

けっきょく、寝られずにこんな時間まで起きてる。 遠足の前の日にねむれないタイプ。 あと3時間半もすればむくりと体に力を込めねばならんというのに。 飛行機に乗るのはメキシコ行った以来だったっけ。 写真をはじめてから、はじめての海外だし、はじめての…

10月1日、月の光

みんながお月見してた9月の夜、芝居の稽古をしていた。

9月23日、Lady Madonna

感情で歩き抜いてしまいたくはないけれど、 もっと人間的になってもいいんじゃないって思う。

9月14日、the dope show

「どこで生きたいのか」 まるで分からぬままのような気持ちがしてたけど、 いまは得た場所に傾いてる。 自分で踏ん張らないといけない場所にいたい。 知りたいのは 自分が何を選んで、何を選ばないのか。 それよりも、何を選べて、何を選べないのか。 どこま…

9月13日、born villan

ウエスタンブーツ履いてるおばさんの前にラッキーストライクが1本落ちてる。 おばさんは骨と皮だけのちいさな体に白髪交じりのかすれた金髪で、 キャミソールの上に趣味のわるいピンクのシャツを羽織ってる。 目だけこわいほどギラギラしてる。 けれど、おば…