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tayutauao

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6月16日、平和

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おひさしぶりです

気がついたら初夏の匂いもしてきましたが

色とりどりの傘が歩道橋を渡っていくのがみえて

わたしたちには梅雨という季節があることを思い出しました。

流れ弾のような雨のもとをぴしゃぴしゃと音を立てて歩くと

わたしたちは水の惑星に生きているのだと実感します。

 

というのはともだちの手紙に書いたものなのだけれど

気に入ったのでここにも載せることにしました。

わたしたちはたっぷりとした水の惑星に生きている。

そんなことがうれしくて青色、水色、空色を身につけたくて

めずらしく心地がよい人魚がつけていそうな麻の髪飾りを買いました。

恋人は褒めてくれるだろうか。どうでしょうか。

 

死にたいというともだち

恋をしているともだち

もうきっと会うことのないともだち

心通い合うともだちへ

さよならだけが人生ならば

今日した約束や明日の朝のおはように

どんな意味があるのかそれはわからないけれど

意味がないのかっていうとそうじゃないのだ、と

ずうっとずうっと信じてきた

究極的にみんな向かっていくとこが

死だということに変わりなんてないけれど

だから意味がないなんてそれは悲しいことです

何が言いたいかというと、生きていてほしいということです

 

ああ、からだじゅうがせつない。

わたしは相変わらず愛を語りながら恋をして

大丈夫じゃないときも大丈夫なふりをして生きている。

それはきっと許される行為なのです。やさしいやさしい行為なのです。

 

写真のネガの現像をしたら桜の写真がはいっていました。

ずいぶんと長い時間をかけて撮ったフィルム。

ああ、そういえばこんな景色を見たな、と

安心してすこんと忘れていたな、と

ああ、まただ。からだがせつない。

忘れたあとにはなにがくるのだろう。

そんなことに少し思いを馳せながら

わたしの日々を送っていくことにしましょう。

それでは、また。