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tayutauao

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10月2日、幻

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こんばんは

挨拶をするって好きだな

あなたにセイ・ハロー

 

鈴虫がうるさいほどにもういいよってほどに

鳴いてた夜が明けてみたら朝がきている。

なんとかって花がこの季節のことを告げている。

 

「前髪が伸びたら会いに行くね」と約束をした

本当は前髪なんてすぐに伸びてしまうから

こんな約束に意味なんてないと思ったけれど

これがわたしの精一杯だった

 

ああ、ロミオ、ロミオ、

どうしてあなたはロミオなの。

お父様と縁を切り、その名を捨てて。

それが無理なら、

せめて私を愛すると誓って。

そうすれば、私はキャピュレットの

名を捨てましょう。

私の敵はあなたの名前。

モンタギューでなくても、

あなたはあなた。

モンタギューって何? 

手でもない、足でもない。

腕でも顔でも、人の

どんな部分でもない。

ああ、何か別の名前にして!

名前がなんだというの? 

バラと呼ばれるあの花は、

ほかの名前で呼ぼうとも、

甘い香りは変わらない。

だから、ロミオだって、

ロミオと呼ばなくても、

あの完璧なすばらしさを失いはしない。

ロミオ、その名を捨てて。

そんな名前はあなたじゃない。

名前を捨てて私をとって。

 

 

「月が綺麗ですね」と言ったのは君だった

「ずっと月は綺麗ですよ」と答えたのはわたしだった