1月27日、ファンタジア
世間をさぼって生きてきた。
報いはもちろん、ある。
ことばの要らぬ焦燥もある。
ようやく重い腰を上げて動かそうとした
体や頭はこんなにもか、と思うほどに
うまくいかなくていやになってしまう。
バラバラの言葉が降ってくる。
それらを束ねるときの
点と点をつないで線にしていくとき
星座をつくることを、想う。
わたしは未だにそのように生きている。
飲み込めたこともある。
割り切れないことも、
取り返しのつかないこともある中で
光と陰がいつもわたしの側にある中で
それでもわたしはひとりでは生きていけないない世界の、光を信じたい。
うつくしい営みのひとつとしてその光だって忘れてゆくのだから、過ぎ去ってゆけるような涼しい風のようでありたい。